高校の修学旅行で初めて行ってから、
私はすっかり沖縄という土地に魅了されました。

大人になってから自分で初めて旅行したのも沖縄。
大学の卒業旅行で、「ツアーじゃなくて、自由に沖縄を満喫したい!」と
友人たちと沖縄に2度目の訪問を果たしました。

とはいえ、だれも運転もできないからレンタカーなんてものはナシ。
そんな私たちを3泊4日の旅行中ずっとお世話になったのが
一人のタクシー運転手のおじさんでした。

女子4人、土地勘もない私たちを見かねて
おすすめの地元の人だけのビーチや居酒屋、
星空がきれいに見える丘にぜーんぶ連れて行ってくれました。

その間、待ち時間料金はまったくなし。

(なんていい人なの…!)

そんなん会社から怒られないんですか、おじさん(笑)。
聞けばおじさんは数年前まで東京でサラリーマンとして
バリバリに働いていて、思い切って沖縄で暮らそうと思って
沖縄のタクシードライバーに転職したのだとか。

(そんな転職する人、ホントにいたんだ…)

沖縄弁でのんびり「なんくるないさー」というのがあまりにナチュラルだったので、
まさか元都会のサラリーマンだったとは。

今ではすっかりウチナータイムに馴染んで、
ストレスも減って毎日気持ちいい、といっていたおじさん。

「前は時間とか仕事の成果とか気にしながら、あれしなきゃ~これしなきゃ~って
追われてばっかりの毎日だったけど。
沖縄ではみんなゆっくりで、自分の1日もゆっくりだけど、それがほんとに心地いい。
充実してるからかな?お酒もおいしいし景色もきれいだからどんどんお酒すすんじゃうし、
こっちに来てから10kg太ったけど、あんまり気にしないさ~」
沖縄の海や空はもちろん、おじさんにも癒されちゃいましたよ、私は…。

沖縄ってやっぱり人のココロをとことんほぐしてくれるんだな、と思った経験でした。