自分のこと

妻との初めての出会い

私が今の妻と初めて会った時は、彼女は中学生で私は大学を卒業したばかりでした。そのころの私は精神の病を患い、下ばかりを向いて歩いていました。私が借りていた駐車場の向かいに彼女の家がありました。白い小さな家です。毎日駐車場に通う私を見て、彼女は私のことを知っていたのでしょう。初めての出会いは彼女が私に飼い犬を抱きながら「おはようございます」と声をかけてきたことでした。私は陰気くさく返事を返しました。そのころの彼女は少し荒れていたようでした。白い家の駐車場に自転車がよく投げ捨てられていました。色白で可愛い子でしたが、そのころの私には好きな人がいたので、見向きもしませんでした。そして、彼女は遠方の大学に進学したようで、そのうち家にもいなくなってしまいました。しかし、私が30をこえたころでした。彼女は地元で就職したらしく実家に戻ってきました。とても綺麗な女性に成長していました。私は彼女のことが気になりはじめました。彼女とはたまに話すようになり、次第に仲良くなっていきました。そして、私のほうから交際を申し込み、付き合うようになり、現在に至ります。l